はじめに
第1章 虐待 ― その「暴力」の根
親の代わりに怒りも悲しみも封印する
― 子どものまわりを歩きつづけて、いま、思うこと
おとながまず「暴力」を憎む
― 子どもへの、あるいは子ども同士の「暴力」を防ぐため
暗闇では眠れない
― 暴力で「親」を見失い、自信を砕かれた体験を通して
第2章 子どもと親を追いつめたもの ― 「事件」の根
こわい「お友だちプレッシャー」
社会教育は、いまこそ大事
― なかよしのふりをする人たちの時代に
子どもが安心できる家族とは?
― 正直な感情を出せる、トラブルを恐れない家族
まぼろしの家族像を追わないで
東京高等裁判所第21民事部 御中
上越K中いじめ自殺損害賠償請求事件 意見書
家庭・地域はウザッたい?!
― 「渋谷・少女監禁事件」から考える若者の現状
第3章 現行「教育基本法」を守ろう !
ゴロンゴロンする子どもは不快?
― 親の不安をからめとる「奉仕活動」
家庭の教育力とは何を意味するのか
新たな抑圧としての教育基本法「見直し」
― 子ども不在の見直し論
現行「教育基本法」を守ろう !
― 「見直し」の答申はますます子どもを追いつめる
おわりに
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